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枚方市議会 令和6年度6月定例月議会 一般質問

開始1年で約2万件の相談!18歳までの子どもへと対象を拡大したSNS相談!相談員への配慮もしながら、子どものフォロー体制の充実を!

さた:まるっとこどもセンターでは、これまでの対面の相談に加えてSNS相談が始まった。相談を受ける職員にとって、対面や電話と異なるチャット形式特有の難しさがあり、相談員への支援も必要と考えるが何か工夫しているか。

子ども未来部長:SNS相談は、声・表情・動作等の非言語情報が分からないという特有の難しさがあり、その困難さによるストレスを軽減・解消するため、事例検討や研修、相談しやすい環境作りに努めながら、子どもたちの心理的ケアを行っている。

要望 :相談員にとって、SNS相談は対面とは違う技術が求められることから、相談員同士がこれまで以上に支えあえる環境が必要だと考える。十分な人員配置を行い、相談内容を分析し、さらなる子どもたちのフォロー体制の整備を期待する。

保育士の負担軽減!保育所等に国のメニューの保育補助者の配置の拡充を!

さた:保育士の業務軽減をする保育補助者を配置した際の人件費を補助する国の補助メニューとして「保育補助者雇上強化事業」があるが、小規模保育事業実施施設は対象外としている。今後拡充する予定があるか。

子ども未来部長:これまで受入規模が大きな施設を中心に補助金の交付を行ってきたが、一部民間園からも課題としてお聞きしており、改めて保育状況を確認した上で、検討を進める。

要望 :事業者や保育士が大切に思われている一人ひとりの特性に応じた丁寧な保育を安定的かつ継続的に提供いただけるように、小規模保育事業施施設も対象にするなど、現状に即した見直しを図っていただくよう要望する。

高齢者の常設サロンの安定継続を!街かど健康ステーションへの迅速かつ丁寧なサポートを!

さた:「街かどデイハウス」に、令和6年4月から新たに「介護予防拠点」である「街かど健康ステーション」の取り組みが加わった。豊富な経験を活かした新しい展開が期待されているが、今後どのように運営を支援していくのか。

健康福祉部長:運営には、「市」や「地域包括支援センター」等が連携・協力し、さらなる事業の充実に努めていく。また、「街かど健康ステーション」は、令和7年度には日常生活圏域に1か所ずつになるよう4か所を増設し、合計13か所を設置したいと考えている。

要望 :経験豊かな「街かどデイハウス」に、「介護予防拠点」としてより組織的な活動を担ってほしいという市の方向性は理解できるが、安定継続するためには迅速丁寧なサポートが必要である。「そこに行くと元気になれる!」大切な場所を守ってほしい。

避難所の名簿のDX化を!避難者のリアルタイムな把握や事前登録による要配慮者の情報共有をスムーズに!

さた:避難所が開設された場合、1つの避難所あたりの避難者数は平均で900人程度と推計されている。発災当初における名簿作成などの受付業務は相当な混雑が予想されるが、スマートフォンでの受付などDX化の検討はしているか。

危機管理部長:避難所における、名簿作成を含む受付業務のシステム化については、DX化の検討の中で、他市の先進事例や本市が既に導入しているLoGoフォームの活用なども含めて、調査・研究していく。

要望 :事前に情報を入力できれば、障害のある方や高齢者等配慮が必要な方の情報把握や共有にも役立てられる。今後、自宅や自家用車等での避難も防災計画に盛り込まれる見込みで、人の動きの把握が複雑化することも予想され、避難所運営のDX化に向け最適な手法を見つけてほしい。

老木化した街路樹による事故を予防!街路樹維持管理方針に基づき安心安全な維持管理と緑による街の魅力向上を!

さた:街路樹は、魅力ある街づくりには欠かせないが、老木化や大木化が進み倒木や根上がりにより歩道に段差が発生するなど、市民生活に様々な影響を及ぼしている。街路樹維持管理方針に基づき、今後どのような維持管理を進めていくのか。

土木部長:街路樹は魅力ある街づくりに欠かせないが、倒木等の重大な事故を未然に防ぐために、基本方針のひとつである、「健全な街路樹の育成」への取り組みを着実に進めることが、「都市魅力を高める街路樹」や「みんなで育てる街路樹」につながると考えている。

要望 :方針は作ったら終わりではなく、作ってからどのように進めて行くのかが重要。倒木等による事故を発生させないように日常の維持管理を適切に行い、枚方市の魅力を高めていただくことを要望する。

一般質問の詳細につきましては、枚方市議会のホームページをご覧ください。